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電気自動車 テスラ

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私の暮らす神戸は坂道が多くて、六甲山931mから海までずっと坂道みたいな街です。テスラは上り坂に入ってもアクセルはそのままで、速度は維持され躊躇なく登っていきます。電動モーター特性の最大トルクが時速0kmから常に出ているとはそういうことで、平地と坂道で右足に変化は少なく、音も静かで登り坂のストレスとは無縁。山を下る時はブレーキを踏まなくても十二分に速度が落ち、むしろアクセルを踏まないと進まないぐらい強力な回生ブレーキが効きます。下山は電力ゼロで回生充電するのでとても気持ちがいい。エンジン車では味わえない変速機なし1速のドライブフィールはすべてのEVに共通のものですが、これらテスラの持つ強大なトルク感や豪快な回生ブレーキは、別世界のもので一線を画します。アクセルの強弱だけで容赦ない加速と強力な減速をコントロールし、足の裏とスピードが間髪入れず一体となる。言葉では理解できません。テスラを知るには試乗でハンドルを握るしかありません。衝撃を受けたらそこで何が起きているのか、自然に知りたくなるはずです。

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テスラ・モーターズ社について   2013記

Tesla Motors Inc. 2003年設立、米国シリコンバレーに本拠地を置くEV電気自動車を開発・製造・販売するベンチャー企業として発足し、2010年米ナスダック上場を果たす。安価なパソコン向け汎用リチウムイオン充電池を利用し、実用的な航続距離を備えた”ロードスター”を2008年に発売、2013年までに約2,500台を販売完了している。閉鎖されたトヨタ/ GMの合弁工場NUMMIを一部購入し2012年より4ドアセダン”モデルS”を生産、年産2万台以上の販売を計画。2014年にはSUVタイプの”モデルX”を発売予定。トヨタ・ベンツ・パナソニックなどと資本提携。社会インフラに頼らない自社でコントロール可能な充電システムを構築しているのが特長で、将来はより安価な車体を開発してEV普及を目指す。日本は2010年にアジア圏初の支店として東京青山にオープンした。
社名のテスラは、交流を発明したニコラ・テスラが由来。

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CEO イーロン・マスク氏について 2013記

Elon Musk. 1971年生、米国の実業家。自身が共同設立した電子決済システムPayPal社を売却などで資産を築く。2002年、宇宙輸送を可能にするロケットを開発・製造するSPACE X社を起業。現在、民間で唯一ISS国際宇宙ステーションへ物資を運搬するロケットをNASAより受注し、2010年より稼働している。2003年、Tesla Motors社の設立に関わり、経営難には私財を投じて乗り切り、2008年よりCEOに。2006年、太陽光発電会社SolarCity社を共同設立、ソーラーパネルをレンタルで普及させる事業で成功している。Tesla EVを太陽光発電で給電するEVステーションも実用化した。彼が大学時代に掲げた人類未来の鍵は「インターネット・再生可能エネルギー・惑星間移住」の3分野であり、現在「電気自動車、太陽光発電、宇宙輸送」の3事業に注力。それらは「持続可能な社会を実現する」という理念で一貫している。東北大地震の際も、いち早く福島県相馬市に来訪してメガソーラー構想を支援した。今後の構想として、火星基地有人ロケット計画や、45分で米大陸横断できる高速輸送システムなどを発表しており、これまで革新的な事業を実現しているだけに荒唐無稽とは誰も言わず、むしろ実現を期待されている。マスク氏は、様々な業界が躊躇していた世界を次世代に牽引する強力なリーダーである。

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